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2006年03月11日
エラン@日記
急に紅茶が飲みたくなってコンビニまで買いに出ることにした。
道中、暗がりの中で土下座をしている人を見た。
40代くらいの男性で頭頂部が少し薄くなっているのが見えた。
辺りに人影は無く、明らかに一人である。
何がどうなっているのかわからず横目で見ながら通り過ぎようとすると
そのおじさんは土下座したままモゾモゾと体を動かし
顔だけを土下座体制のまま横に向けた。
田舎の夜道で
40代男性が
一人で
土下座しつつ
モゾモゾ
かなり恐ろしい状況だ。
足早にその場を離れ、コンビニに辿りついたものの
頭の中は土下座おじさんのことで一杯だった。
そもそもなぜ土下座をしていたのか。
誰に?何に対しておじさんは謝っていたのだろうか。
土下座とは最大級に卑下した謝り方である。
現在では土下座なんてものはバラエティ番組の中(特にスポーツでタレントが対決するようなもの)
くらいでしか見る機会はない。
夜道で、一人、土下座。
狂気じみたものを感じる。
夜の暗闇+少しの明かりが狂気を演出するのだ。
そんなことを考えながらコンビニを出て岐路につく。
先ほどの土下座おじさんの姿はもうなかった。
代わりに目についたのは、ボンヤリと光を放つ自販機だった。
なんのことはない、おじさんは土下座をしていたのではなく
自販機の下に滑り込んだ小銭を拾っていたのだ。
狂っていたのは僕の頭のほうだった。
紅茶を買いに行ったのに袋に入っていたのは烏龍茶だった。
これも夜の暗闇が僕の頭を狂わせたせいだと思いたい。
投稿者 rulers : 2006年03月11日 22:53
