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小説話。

 潮騒 (新潮文庫)

 三島 由紀夫さん「潮騒」
 小学校?で焚き火のシーンだけ教科書に載っていたんですけど、いままで読んだことはなかった。
 なんていうか、すごくストーリーが美しいというか、ある意味で面白みはないんだけど、文章がとても美しい話だった。
 読んでみるとなかなかに長い話で、主人公の葛藤などはほとんどなく、読んでいて心が痛むことも無い安心な一冊。
 純文学なんですかね。
 ちなみに、焚き火を超えて来い!と煽るのは新治ではなく、初江なんだね!そういえば、当時は「どちらの言葉でしょうか?」って問題が出た気がしたなぁ。
 文脈から言えば、初江なんですけど、状況から言うと強気だなぁって思ったり。
 小学生にも読める安心設定です。
 やはりオススメ。

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