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小説話。

 螺鈿迷宮 上螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

 海堂 尊さん「螺鈿迷宮」上下巻
 流れ的には丁度バチスタ→ナイチンゲール→ジェネラルルージュ→螺鈿迷宮って感じなのかな?
 主人公が田口さんから、天馬君になったお話。ちゃんと白鳥さんは出てきます。
 舞台は臨終が近い人たちが集まる病院。これはいいミステリーですね。
 でも、この人のお話は基本ノーガードで情報がほとんど出ているんです。でも、ドキドキするんだよなぁ。おもしろいなぁ。
 話の構成的に最後が若干冗長的な感じもしたんですけども、日本の医療業界に対する挑戦的なメッセージが入っているので仕方ないですね。
 ここまで一気に読んできましたけど、よかったです。実にいい小説です。
 文庫版で出ているのはここまでなのかな?早く次が出て、16君かしてくれないかしら。
 オススメです。

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