This is the archive for July 2009
書籍話。
外山 滋比古さん
「思考の整理学」
東大生と京大生に売れているって「王様のブランチ」でやっていたので購入。
知識詰め込み型のグライダー人間では、飛行機型人間のように飛べないよというお話。
発想力や、思考力をどう養っていくか、どうアイディアをまとめていくかという事が書いてあります。
ちょっと古い本ですが、GTDなどでも取り上げられている考えの元になってそうなアイディアや、実践方法も載っており面白いです。
また、内容の語り口調も読みやすく、とてもいい本ですね。
オススメ。
漫画話。
三家本 礼さん
「巨乳ドラゴン」
「ゾンビ屋玲子」でおなじみの三家本さんの本。
舞台はストリップ劇場で、なぜかゾンビが発生して、踊り子さんたちが大変なことになっていくお話。
ホラーなので、救いはないです!
パワーがすごいです!
三家本 礼さん
「美女アマンダ」
こちらは短編集。
こっちもホラーなので、救いがないです。ブン投げです。
なかなかにいいお話だなぁ。
すげー!
相田 裕さん
「GUNSLINGER GIRL」11巻
一期生が大活躍?こんな子もいたんだねって感じも。
トリエラは愛されているなぁ。
最後からは兄弟の過去の暗い話編へ。
いい話になってきたなぁ。
オススメ。
宮下 未紀さん
「マイナスりてらしー」
お金持ちだった松平家の後取り娘とメイドのお話。
お話の流れがいいですね。宮下さんは最近の絵は好きだなぁ。
これもっと話を膨らませてもいいネタだったと思うんだけどなぁ。
百合じゃないけど、いい関係の本です。
雑誌話。
「Newton 2009年 09月号」
太陽光発電特集だったので。
パネルの実売価格なども載っていて面白い。
取り付けるなら、2010までにつけた方がいいのかな?
「まんがタイムきららフォワード 2009年 09月号」
「純真ミラクル100%」が読みたいので購入。
先月号からフォワードでしたね。買っていたけど、日記に書くの忘れていた。
今回はドキってしない話かな?とおもっていたら、最後で。
楽しみですね。
漫画話。
中村 明日美子さん
「ダブルミンツ」
BL漫画。
二人の「みつお」くんのお話がメイン。
なんていうか、いい話だなぁ。
一話目だけ掲載していた雑誌で読んだのは、印象に残っていました。
こういう話が書けるってすばらしい。
書き下ろしの二人のその後だったり、カバー裏にイラストが載っていたりといい本です。
オススメ。
書籍話。
眞木 準さん
「ひとつ上のプレゼン。」
プレゼンテーションをがっつりやっていて、後はナンだ!?という人向けな本。
初めてちょっとの人が、テクニックを知りたい時にはまるで役に立たないです。
なんというか、技術じゃなくて、気持ちだ!俺という人間を如何に相手に信頼させるかだ!ってところが全体的に伝えているところでしょうか。
おもしろい本でした。
漫画話。
熊倉 隆敏さん
「もっけ(勿怪)」9巻
ついに完結。
二人がしっかりと成長していく感じのお話になりました。
妖怪モノというか、昔からの霊能者的なお話ってあまりないので、すごく好きなシリーズでした。
今後もなんかこういう系の漫画を描いてもらえたらなぁと思います。
とてもいいシリーズでした。
オススメ。
青本 もあさん
「ノロマジョ」1巻
魔法が存在する世界で、魔法を学ぶ学校がある設定。
すごく楽しげでいいね。
この作家さんの漫画は独特のリズムがあっていいです。
篠房 六郎さん
「百舌谷さん逆上する」3巻
ツンデレな病気持ちの小音さんの両親のお話が後半メイン。
すごい。世界設定がすばらしい。
いやー、読んでいて堪らないですね。
オススメです。
池上 永一/前嶋 重機さん
「レキオス」1巻
シャングリラ関係あるのかわからないですけども、すごくいいSFですね。
沖縄を舞台に米軍と科学者と主人公が三つ巴になって行きそうなお話しです。
これもいい漫画だなぁ。
前島さんの描く肌の黒い女性は魅力的だと思う。
オススメ。
たまき ひさおさん
「トランス・ヴィーナス」1巻
リュウで連載している若干絵柄が古い感じもしますが、古典的なとてもいいSF漫画。
大いなる意思系っていいよね!
今の地球人は苗床か。いいな。これはいい。
オススメ。
石川 雅之さん
「もやしもん 親子で楽しむ」8巻
ビールのお話。
世界のビールと日本の地ビールとか。
正直、ビールって飲まないのでフーンって回です。
絵本がついてきたけど・・・まあ、いいです。
書籍話。
久保 大次郎さん
「マイクロ風力発電機の設計と製作 (Hardware Selectionシリーズ)」
荒川土手を走っていて、風車をみていたんですが、急にどんなもんなのか調べたくなったので。
普通のプロペラがついている感じの風車が、一番効率いいんですね。
垂直軸で回るのが最近目につくから、あっちもいいのかと思ったんですけど、あちらは静音性が高いのね。
フィンの作り方から、モーター、制御装置の作り方まですべて載っている本です。
面白いなぁ。家に風車ほしいなぁ。
漫画話。
やまむら はじめさん
「神様ドォルズ」4、
5巻
5巻が出たので買ったら、4巻読んでなかった。
4巻では里でのお話。背景がギスギスしてるけども、キャラクターは案外マッタリしてて、そこが妙にリアルな感じ。
5巻は街に戻ってきて、また新キャラか!って流れに。
サービス?シーンもあるようなないような?
表紙はかわいいけども、内容はそんなかわいくない漫画ですね。
オススメ。
小説話。
逢空 万太さん
「這いよれ! ニャル子さん」2巻
ニャル子さんの2巻。
この人の小説は半分くらいまで、まるで物語が進まなくて、後半から一気に話のけりをつける感じだなぁ。
相変わらずなニャル子とクー子ががんばってるんだか、どうなんだか?
賞を受賞したというので、3巻までは出るでしょう!楽しみではあります。
クトゥルーファンにはオススメ?
書籍話。
鈴木 修さん
「俺は、中小企業のおやじ」
スズキ自動車の社長である鈴木さんの本。
「カンブリアン宮殿」を見たときに、あまりにパワフルで本を買ったのをやっと読んでみた。
ワンマンなところはあるものの、混乱期には優秀な社長からのトップダウンでの指示が社運を左右するんだろうなぁと思ったり。
どこの会社とは言わないが、ビジョンだけもっていて、施策が指示できない経営者って必要なんだろうか?
鈴木さんの半生が描かれていますが、そこかしこから「なるほどねぇ」という感触を得ることができる本です。
オススメ。
漫画話。
今村 陽子さん
「peach fight!」
ウルトラジャンプエッグにて連載していた漫画。
WEB媒体というか、電子媒体の漫画は読む気がしないので、コミック化を待っておりました。
変な国の王子様と知り合っちゃう感じのお話ですけど、今村さんはファンタジー色が強い方が絵が好みだなぁ。
いや、学ランってのもいいとおもうんだけどもね。
オススメ。
ミサトモコさん
「福猫」
化け猫?なお話。
作画はかわいいですが、ストーリーはもう少し展開がほしいところですね。
2巻からはもっとちがう話になっていくのかな?
漫画話。
「マンガ・エロティクス・エフ vol.58」
おがきちかさんの新連載が始まった。
時代劇モノってのがなかなかいいですね。おがきちかさんはデジタル入稿してないのだろうか?とおもったりもしたけれども?どうなんだろ。
しかし、この雑誌はギリギリすぎるなぁ。
小説話。
三島 由紀夫さん
「潮騒」
小学校?で焚き火のシーンだけ教科書に載っていたんですけど、いままで読んだことはなかった。
なんていうか、すごくストーリーが美しいというか、ある意味で面白みはないんだけど、文章がとても美しい話だった。
読んでみるとなかなかに長い話で、主人公の葛藤などはほとんどなく、読んでいて心が痛むことも無い安心な一冊。
純文学なんですかね。
ちなみに、焚き火を超えて来い!と煽るのは新治ではなく、初江なんだね!そういえば、当時は「どちらの言葉でしょうか?」って問題が出た気がしたなぁ。
文脈から言えば、初江なんですけど、状況から言うと強気だなぁって思ったり。
小学生にも読める安心設定です。
やはりオススメ。
書籍話。
城田 真琴さん
「クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった」
NRIの方が書いているクラウドに関する書籍。
Google、Amazonが持っているクラウドの特性や、今後の流れなどが非常に分かりやすくまとめっている。
やっべ、クラウドだよこれからは!って思っちゃうくらいにパワーが強い。
一時期グリッドコンピューティングについて調べていた時期があったんですけど、グリッドとクラウドは何がちがうの?ってところも最初に説明してあっていい書籍。
クラウドって早い話がナンなのよ?ってのがいまいちまとまりきれてないエンジニアの方は是非。
オススメ。
漫画話。
一條 裕子さん
「道子のほざき」
マージャン用語の嘘辞典的な漫画。
道子さんとお父さんの二人の会話でネタが展開される。
一條さんの漫画は好きだけど、これは好みが別れるかしら?という気はしないでもない。
マージャンはぜんぜん知らないって人でも読めるいい本ですけど、知っていた方がいいかもしれない。
とりあえず読んでみたらいいんじゃないだろうか?
たなか のかさん
「タビと道づれ」5巻
話の核心にどんどん進んできました。
そうか、コウちゃんは・・・。
結末はどうなるのか、タビはもっと成長していくのか。話がどんどん暗くなってきてましたけど、希望が若干見てきたり。
オススメ。
尾玉 なみえさん
「マコちゃんのリップクリーム」3巻
祝3巻!
初の3巻達成!おめでとうございます!
尾玉さんの漫画は壊れているけど、もう少し読みたいって連載が多かっただけに、今回は連載が続いていることは喜ばしい限りです。
っていうか、大丈夫なのか?こんな漫画でって少し思いますけど、大好きであります。
オススメ。
書籍話。
三島 由紀夫さん
「若きサムライのために」
三島さんの戦後の日本に対する気持ちがまとまっている本でしょうか。
内容はエッセイ、対談集です。
前半は当時の若者に対してのご意見なんですが、これがまた昭和40年ちょいから日本人は何にも進歩してないんだなぁと感じられるくらい、同じ問題を抱えてそうです。
この本を読んでいると、現状の日本というシステムがすでに詰んでるんじゃないかと悲しくなりました。
先人の思いは残していかねばならんのでしょうねぇ。
少なくとも、自分はしっかりせねばと襟を正す思いになりました。
オススメです。
漫画話。
磯本 つよしさん
「東京奥多摩のヒカリ」
ドカティ乗りな主人公。
かっこいいね。アカリのお母さんの若い頃のお話ですね。
これはこれで面白いです。
バイク漫画は読んでいて楽しいなぁ。
免許持ってないけど!
楽しいです。
山東 ユカさん
「カテゴリテリトリ」4巻
3人で何故か同棲している漫画も4巻目。
出るの早いなぁ。
キャラが変なのばかりですけど、読んでいてそんなにつかれないのがいいですね。
山東さんの描く女子キャラは美しいなぁ。
オススメ。
原 一雄さん
「麦わらドリル―原一雄よみきり短編集」
天才系の漫画。
すげーなぁ。
世界観がすばらしいと思いました。
そりゃ、のらみみとか描いちゃうね。
オススメ。
井ノ本 リカ子さん
「モモタノハナ」
井ノ本Weekな感じでコレも買ってみた。
ちょっとヘタレな主人公と、そのまわりの女の子達のお話。
まったりと話は盛り上がらないんですけど、なんか田舎の学校な雰囲気というか、空気がいいですね。
女子キャラもかわいいです。
オススメ。
大石 まさるさん
「おいでませり」
サチサチのようなナンもしないキャラ系のお話。
ちょっと不思議な世界観ですね。
いいなぁ。
大石さんのこういう、あるモノをそのまま楽しむというライフスタイルな漫画ってとてもいいですね。
田舎に引っ越ししたくなる。
オススメ。