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August 23, 2005

漫画話。

　小林よしのりさん「新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論」
　靖国問題に対して不勉強だった事もあり、16くんから借りて読んでみました。
　数年前に個人的には「日本はアメリカの属国にでもなってしまったほうがいいんじゃないの？」と思っていました。
　ここ数年の中国、韓国の対応の違和感、政治への不信などがあり、色々と考えさせられていたのですが・・・。
　読んでみて泣いてしまいました。
　戦争で亡くなった方々に対して我々は何ができるのか。また、いま我々が生きていられるのは誰のお陰なのか。
　そんなあたりまえの事をしらなくて、29年も生きてきたのだと痛感しました。
　靖国神社に対する知識の無さ、朝日新聞をはじめとするマスメディアの腐敗。これは今日の日本人としてのあり方を根底から見直さなければならないと思わせる内容です。

　小林よしのりさんが言っている事が正しい、正しくないは各自読んだ方の受け取り方でしょう。しかし、国の為に散っていったたくさんの先祖達をないがしろにしてよい訳がないと、日本人ならば思うことでしょう。
　何が正しいのか、何を大切にしなければならないのかを国民全体が再認識しない限り、近い将来、日本に更なる混乱が来る事は間違いのない事だと感じました。

　漫画ですが、多少は資料的要素が含まれていて読みづらい所もあると思います。しかし、途中に含まれる戦地で亡くなったかたがたの遺書を読む限り、現在の日本人の程度の低さを痛感しました。
　いい演出をしていると思いますが、事実であることを考えて受け止めるべきだと思います。

投稿者 shun-no : August 23, 2005 09:14 AM